基本の6つの結びをマスターするだけで、いろんなアレンジをして楽しむことができます。玄関やリビングに飾れるカワイイお花、節句やお正月などの季節のお飾り、そしてアクセサリーまで。祝儀袋や贈り物にちょっと添えるだけでもグッと華やかになって本当に喜ばれます。
誰かのことを想って気持ちを込めて贈る、飾る。そんな人との縁や幸せを結ぶ水引のもつ“おもてなしの心”を大事にして、そのさまざまな魅力を紹介しています。
わかりやすいプロセス写真と図で詳しく説明していますので、初心者でも楽しめます。あの人に贈りたい！　飾ってみたい！　という気持ちでいっぱいだった頃を思い出しながら作品を作りました。日々の暮らしに少しでも水引を取り入れて下さる方が増えれば嬉しく思います。

内野 敏子 (著)
ＰＨＰ研究所 2016.03.11発売
Ｂ５判: 80ページ

【作家紹介】
内野敏子（うちのとしこ）
1963年、熊本生まれ。武蔵野美術短期大学卒業後。広告デザイン、建築設計等の仕事を経たのち、1995年より水引工芸、2000年よりバスケタリーを始める
「普段の暮らしに水引を」をテーマにオリジナル作品の制作販売、東京・京都・熊本で個展展開
現在では企業や個人の依頼にて作品制作のほか、水引教室主宰(熊本県熊本市)、全国各地でワークショップを開催
2012年3月 宮城県山元町の仮設住宅でワークショップ。2014年9月 日本十字社からの依頼で仏十字社150年記念品制作。2016年「神の手ニッポン展2」のメンバーに選ばれ、東京・目黒雅叙園にて展示